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巨樹の記録 ≪みたらい遊歩道のカツラ≫

GRⅢ20-0298-r-sn7
RICOH GRⅢ

数日前に川を求めて天川村のみたらい遊歩道を歩いたという記事を掲載しましたが、実はその遊歩道にカツラの巨樹があったのです。
いや、驚きました。
県内の巨樹はかなり調べたつもりだったのですが、まったくのノーマーク、全然知りませんでした。
知っていたらD850を持って行ってますよ、間違いなく。
せめてGRⅢがあって良かった(とか言いつつ、RAWで撮り忘れてます:汗)。


↓↓↓




GRⅢ20-0312-r-sn7

前を歩く奥さんの肩越しに見えた巨大な影。
まさかこの遊歩道に巨樹があると思っていなかったので相当驚きました。
そしてすぐにカツラであることがわかりました(まぁそれくらいはわかるようになってきています)。

あっ、ちなみにウチの場合、山道を歩く時は奥さんが先導するスタイルです。
いや先導じゃないですね、道を知っているもしくは地図を見ているのはワタシなので、後ろから右とか左とか言わないといけないので。
何故か前を歩きたがるという(笑)。



GRⅢ20-0310-r-sn7

根元付近から遊歩道側へと一旦大きくせり出し、弧を描くようにして上方へと伸びた太い幹。
スギの巨樹ではよく見る姿ですが、上空へ真っ直ぐに伸びるイメージが強いカツラの巨樹としては珍しい姿と思いました。
それ故にとても新鮮で強烈な印象を残しました。



GRⅢ20-0311②-r-sn7

他にもカツラの巨樹と言えば、主幹が失われていたりヒコバエが群生していたりと全貌がわかりにくのが通例。
このカツラもハッキリとしません。
少なくともわかるのは、真っ直ぐに伸びた幹と遊歩道側に傾いた幹に分かれていること。
そしてその間には、大きな岩が挟まっています。



GRⅢ20-0308-r-sn7

根元部分は同一に見えるので単幹ではと思うのですが・・・。
この間の岩が二つに分かれた要因?かとも想像しましたが、たまたま後からスポッとハマっただけかもしれません。
とにかく山側は急斜面になっており、落石が多い場所ということは遊歩道を歩けばすぐにわかることなので、
新たなる落石がこのカツラを傷めないことを願うばかりです。



GRⅢ20-0301-r-sn7

主幹がまだ元気に存在しており、サイズ程は樹齢はいっていないような気もします。
主幹がなくなりヒコバエに覆われるようになってからがカツラの本領発揮とも言えますから。



GRⅢ20-0309-r-sn7

しかしヒコバエも順調に勢力を拡大しつつあります。
なかなかに頼もしい姿を見せてくれています。



GRⅢ20-0317-r-sn7

遊歩道の反対側から。
やはりこの曲がった幹が迫力満点で見応えあります。
一方で歩行者の邪魔になる、あるいは危険だという理由で伐採されないか心配でもあります。
帰って調べたところによると、県はおろか村からも天然記念物の指定がありません。
これは何とかして欲しいものです。



GRⅢ20-0306-r-sn7

日当たりはあまり良くないのか苔生した樹皮。
そしてカツラは、このカワイイ形をした葉っぱに癒されますよね。



GRⅢ20-0315-r-sn7

ちょっとだけ頑張って山側からカツラを。
落ちてきた岩がカツラで食い止められている様子が見て取れます。
本当に急斜面なので、降雨の度に土砂崩れや落石が起きて斜面の状態も変化するんでしょうね。



GRⅢ20-0316-r-sn7

谷側へは同じく急斜面のまま川へと続いています。
油断していると冗談じゃなく川まで転がり落ちてしまいそうになります。



GRⅢ20-0319-r-sn7

同じくちょっと頑張って谷側へも降りてみました。
見る方向によってカツラの表情も大きく変わります。
いやぁ素晴らしい!
どうです?かなり迫力ある姿をしているでしょう。

悩ましいのは、幹周はどの部分を計測すればいいのかわからないタイプの巨樹だということ。
計測する場所によって数値が大きく変動しそうです。



GRⅢ20-0320-r-sn7

水分を好むカツラですから、その生息環境はどうしても沢がある斜面に多いのは仕方ないのかもしれません。
こっちが心配する程にカツラは大丈夫なのかもしれませんが、それでも大雨が降ると気になります。

今回は冒頭にも述べた通り、突然の出会いだったので機材不足に加え時間的余裕もありませんでした。
奥さんと歩いている時は数枚しか撮れず、一旦通過。
川原で昼食を済ませてから奥さんが昼寝をした隙に(笑)このカツラの元に一人舞い戻って慌ただしく撮影した次第です。



GRⅢ20-0321-r-sn7

川を挟んた対岸の道路から。
ちょっとわかりにくいですが・・・。



mitaraikeikoku.jpg

このカツラ、何故ここまでマイナーな存在なのかわかりません。
巨樹愛好家の諸先輩方のリストにも載っていませんし、環境省のデータベースにもそれらしい記載はありません。
天川村役場のHPを調べていると、みたらい渓谷の観光案内図に「カツラの大木」とあるくらいです(青い➡)。
Googleストリートビューで確認できたのにはビックリしましたが(笑)。

そんな感じですから詳細はまったくの不明。
あくまでも私個人の印象という前提でサイズ(数値)を記載しておきます。


≪みたらい遊歩道のカツラ(仮称)≫

奈良県吉野郡天川村大字北角 みたらい遊歩道沿い

幹周/推定9m、樹高/推定20m、樹齢/不明



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テーマ:花・植物 - ジャンル:写真

  1. 2020/07/04(土) 21:29:25|
  2. 巨樹の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<パックマン | ホーム | 100日振り>>

コメント

え?え?え?
いやー軽くパニックになりましたよ。私も完全ノーマークの巨樹です。それも立地まで良い。
まだまだこんな大物が残っているんですねえ。このカツラのためだけに天川村まで行きたくなった
くらいですよ。(洞川温泉近くの大トチノキ必見、も気になりますが 笑)
何とも力強いカツラですね。関西勢のカツラはどちらかといえば繊細な株が集まったものが
多い印象なので、どことなく狛さんが紹介されていたカツラのような東側の空気を感じました。

ああ、これは良いですねえ。見に行きたい。
どうせならコースをのんびり歩きたいので、こちらからだと一泊コースになりそうです。
涼しくなった頃の目標にしたいものですが、さて今年の秋はそんなことを楽しめる状況になっているかどうか…なかなか難しいものですね。
  1. 2020/07/04(土) 22:47:22 |
  2. URL |
  3. to-fu #-
  4. [ 編集 ]

to-fuさんですらノーチェックだという巨樹なんですね。
しかし、トップの写真を見ただけで、おおっと心を掴まれるこの感じは、間違いなく巨樹のそれです。
それも、よくある感じやアナウンスに盛られた感はなく、ずいぶん見応えありそうな樹。グワっと横に崩れつつも倒れない力み加減、背中で無数のひこばえを量産している旺盛さ、迫力ありますね。
to-fuさんが言われているように、僕も東北の野蛮な勢いのある大桂を連想しました。
無数に分かれたやつも測れませんが、これもまた計測には悩みますね。笑

で、そう、地図の「大トチの木必見」、非常に気になります。笑
  1. 2020/07/05(日) 19:23:52 |
  2. URL |
  3. 狛 #OP.fI0wQ
  4. [ 編集 ]

> to-fuさん

みたらい遊歩道からカツラ、みたらい渓谷、洞川温泉までは見応えのあるハイキングルートだと思いますよ。
洞川温泉の宿はとても味わい深いので是非とも一泊コースがオススメです。
紅葉の時期なんかはもう最高に違いありません。
ただ最近の状況を見ていると、それは来年以降のお楽しみとなりそうですね、残念ながら・・・。

みんな大好き大トチノキ(笑)ですが、Googleストリートビューでそれらしい姿が確認できました。
環境省のデータベースで天川村内に幹周4mオーバーと3mオーバーのが掲載されていましたが、それかどうかは不明です。
また行く機会があれば確認しないとイケマセンね。

このカツラは確かに東側の雰囲気を持っていますね。
ノーマークの巨樹との出会いは狙って味わえるものじゃないので喜びもひとしおでした(笑)。
  1. 2020/07/05(日) 20:48:00 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

> 狛さん

天川村には他にも巨樹があってサイズ的にもこのカツラがかなりの大物なのですが、
何故情報が無かったのか不思議な存在です。
カツラとしてはそれほど目立つサイズではありませんが、巨樹愛好家ならば魅了される姿をしていると思います。
横に倒れかけている幹だけで100回くらいシャッターを切ってしまいそうですもの(笑)。
見る角度によって表情も違ってますし、そう、野蛮な感じもしますから。
自然の深さ?という点では東北ほどではありませんけども。

巨樹計測の難しさを考えさせられる巨樹でした。
自然の姿を一律に数値化しようとすること自体無理があるのかもしれませんねぇ。

大トチノキのすぐ横の温泉や駐車場には行ったことがあるんですが、これまたまったく知りませんでした。
幹周はそれほどでもないようですが、桑平のトチノキを見てからというものトチノキの魅力に取りつかれてしまったので、
私も気になって仕方ありません(笑)。
  1. 2020/07/05(日) 21:03:31 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

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